留学を考えている方の中には、どの国に留学するかを悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私たち投稿者3名が、トロントを選んだ理由をそれぞれ紹介します。
トロントに留学を決めた理由
Mizuhoの場合
語学留学を優先にしていた私は、目的のために留学先を決めました。
有料留学エージェントを使っていたので、そのからカナダのトロントは日本人の比率が少なく、特に、日本人の少ない語学学校を選んでもらって、SSLC(Sprott Shaw Language College)という語学学校に決めました。
あと、カナダドルは今より安く、1ドル83~85円でした。
目的に見合った留学先という観点では、オーストラリアもイギリスもありました。オーストラリアにしなかった理由は、「オーストラリアアクセントを学ぶのはいやだなぁ~」と思ったからです。
クイーンイングリッシュと言われるイギリスが一番の選択肢だったけど、コスト的にイギリス留学は難しかった。
なので、アクセントのないきれいなカナダ英語を学ぼうと思いました。そして、トロントを紹介してもらった時にトロントについて調べた所、さまざまな人種が集まる都市で、住みやすく、治安がいい都市だとわかりました。
語学学校に6カ月通ったので、たくさんの友達ができました。トロントは南米の生徒が多いです。たとえばブラジル、コロンビアからの生徒。ヨーロッパの人も夏の3ヶ月の間はとても多いです。
私なりに経験した上でのトロントの魅力は…
- アクセントのないきれいな英語を学べる
- 治安が良い
- さまざまなバックグラウンドの友達ができる
アクセントのないきれいな英語が学べる
留学エージェントの方にも勧められた理由の一つで、英語を学ぶには最適な場所。たくさんの移民の人がいるので、ひけめを感じることなく英語を試すことができることが一番よかったと思う。
治安が良い
トロントは発砲事件はかなり少なく、人身事故に出会うことは本当に少ない。確かに外国なので、用心に越したことはないけど、今まで夜歩いていても、身の危険を感じたことはなかったです。でもあくまで地域によるとは思いますが…
さまざまなバックグラウンドの友達ができる
私の場合は語学学校に通っていたので、友達はすぐ簡単にできたけど、日本人のコミュニティーサイトや、Meetupなどもたくさんあるので人と知り合うきっかえはたくさんあると思う。ライブラリーで開催しているEnglish Classなどに無料で参加したりもできるので、そこでも友達ができるよ。
Harunaの場合
私が留学先をトロントに決めた理由は、大きく次の2つが理由です。
- カナダに留学する友達が多かった
- ワーホリに行った友人にトロントを勧められた
私の場合、留学経験のある友達に相談をすることが多かったので、ほとんど口コミで決めました。
カナダへの留学経験がある友人から聞いた中で、実際に私が体感したトロントの魅力を紹介します。
- 食事がおいしい
- 人が優しい
- 旅行に行きやすい
食事がおいしい
留学で最も不安な食事問題ですが、トロントには様々なジャンルのレストランがあり、味もおいしいです。
アジア系のスーパーも多いので、自炊をしたい方や日本食を食べたい方でも、買い物に困ることはありません。
人が優しい
ヨーロッパやアメリカなど、一部の地域ではアジア人差別をされることがよくあります。
トロントは、もともと移民が多く、アジア人もたくさん住んでいるので、人種に寛容で、優しく接してくれます。
旅行に行きやすい
留学中に旅行を楽しみたい方にも、トロントはおすすめです。
ニューヨークやメキシコ、ヨーロッパなど、日本に比べて安価で、時間的にも簡単に行きやすいです。
ナイアガラの滝も近いので、レジャーもできて充実して過ごすことができます。
Yuiの場合
大学進学が目的でトロントに来ましたが、やはりたくさんの留学先を比べて最終的に決めました。
まずは自分の専攻したい分野に長けている大学をカナダとオーストラリア、アメリカで選びました。
アメリアであれば、絶対LAか、サンフランシスコと決めていました。しかし、為替レートもそうですが、大学の学費になるとすごく高いのと、高校の成績証明書の他、英文の推薦状、エッセイ、SATスコアの提出が必要でした。
イギリスの大学は日本の高校資格とIELTSやTOEFLの資格をもっていても、イギリスの大学を受験するために必要になる資格Aレベルの証明が必要なので、イギリスに短期留学などしたことがない私にとってはちょっとハードルが高いかな、と思ってやめました。
カナダとオーストラリア大学だと、高校卒業の証明書と英語資格6.0から6.5(TOEFL/IELTS)があれば進学ができることが良い点です。
大学の条件等を比べた所、オーストラリアの大学もカナダの大学も大体条件がほぼ同じでした。
最終的にはカナダのUniversity of Torontoに行きたいと思ってカナダのトロントにしました。自分の希望する学部においての専門性が選択する要素となりました。
私の場合は”Arts and Humanity”「人文科学」を専攻したいからです。トロント大学はComputer Scienceでも有名な大学なので、最先端の知識を学べると思い決めました。
カナダの大学 | オーストラリアの大学 | |
有名校 | ・University of Toronto ・The Univesity of British Columbia ・McGill University | ・The University of Sydney ・The University of Melbourne ・Australian National University |
入学条件・IELTS スコア | 高校卒業資格+ 学部にもよるが6.0-6.5 | 高校卒業資格+ 学部にもよるが6.0-6.5 |
入学金 | (大学) 年間140万円〜240万円 (大学院) 年間200万円〜350万円 | (大学) 年間150万円〜300万円 (大学院) 年間160万円〜300万円 |
生活費(物価) | 日本の1.5倍 食費も家賃も高いが、医療費や光熱費などは安い | 日本の1.5倍から2倍 食費が安く家賃が高い |
卒業後のビザ | Post-Graduation Work Permit (PGWP)で3年いられる | Temporary Graduate visaで2年 から3年いられる |
就職 | 可 | 可 |
Permanent Residency の申請 | 可 | 可 |
私が考えるトロントの魅力は…
- 教育水準が高い
- 夏が長くて気持ちいい
- 人種差別がなく快適に暮らせる
教育水準が高い
オーストラリアもカナダもどちらも教育レベルは高いと思います。質の高さプラスコスト面を比べる必要があるでしょう。またどちらの国が自分に合っているかは、個人のニーズや希望によって違ってきますよ。
夏が長くて気持ちいい
冬はさておき、夏は9時まで明るく昼が長く気持ちいい!トロントの人はパティオでビールを飲んだり、BBQでホームパーティーをしたりと夏を満喫します。一度トロントの夏を経験すると、日本の夏は耐えられない!思ってしまうかも。
人種差別がなく暮らせる
実は英語でしゃべることにシャイで、英語環境の中で自分の言いたいことが言えるかなぁ?なんてすごく心配していたけど、他の移民の人たちも多く、わかってくれる人も多いので、英語があまりしゃべれなくても人種差別的なモノを受けたことがなく、快適に暮らせます。
最後に
留学体験は、誰にとっても、それが良い思い出でも悪い思い出でも、人生の中で忘れられない貴重な体験です。
充実した経験にするためにも、情報をしっかり集めて、どの国のどの都市に留学するかを決めてほしいと思います。