初めてのワーホリ【自分でビザを申請する】

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初めてワーホリを申請するとはいえ、分からないことが多いと思います。

ワーホリに欠かせないビザ申請ですが、私はエージェントは使わず、自分で申請をしました。

今回は、自分でビザを申請する方法を紹介したいと思います。ワーホリを考えている方や、エージェントを使うか悩んいる方の参考になると嬉しいです。

目次

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは?

ご存じの方が多いと思いますが、ワーキングホリデーは、「海外で一定期間滞在しながら、観光や語学学習、そして生活費を補うための就労を認めるビザ制度」のことです。

ワーキングホリデーで滞在している間は、言語学習、仕事、観光のうち、何に時間を費やしても問題ありません。ただし、国によっては学校に通える期間や同じ職場で働ける期間に制限があるので、気を付けてください。

ワーキングホリデーは語学留学と少し違い、住む家や仕事、現地の友達など、全て自分で探さなければいけません。私は家探しと仕事探しに時間がかかり、最初の頃はかなり大変だったことを覚えています。

これからワーキングホリデーに行こうと考えている方は、とにかく情報収集と、ある程度の期間は生活できるだけの貯金が大切です。

各国の特徴

私は渡航先にカナダ、トロントを選択しましたが、その他にも、現在は30か国で受け入れを行っています。30歳がギリホリと言われるように、年齢制限は18歳~30歳となっていて、申請自体は31歳の誕生日前日までできるようです。

ワーホリの人気国の特徴をまとめると、次の表のようになっていました。

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ワーホリ人気国滞在期間働ける期間申請料特徴
オーストラリア最長3年週38時間以内
(1社につき最長6ヵ月)
650オーストラリアドル気候が温暖で日本人コミュニティも多く、初心者に人気。就労期間が長いのも魅力。
カナダ1年週40時間以内357カナダドル 治安が良く教育水準も高い。特に英語+フランス語の両方を学べる点が特徴。
ニュージーランド最長1年3カ月週40時間以内100ニュージーランドドル自然環境が豊かでワーホリしながら旅行を楽しみたい人におすすめ。
イギリス2年週48時間以内1,850GBP都市部での仕事が多く、ヨーロッパ旅行の拠点にもしやすい。
各国のワーキングホリデーの特徴(2025年)

金額や要件は年によっても変化するので、ビザ申請の際は各国の公式情報を確認してください。

カナダもですが、1年間の定員が決まっている国もあるので、気になる方は「〇〇 ワーホリ 残数」などで調べると、最新の申請状況を確認できるのでおすすめです。

ワーホリビザの申請方法(カナダ)

申請までの流れ

カナダのワーホリビザになりますが、申請までの流れを大まかにまとめると、

  1. カナダ移民局でアカウント作成
  2. オンライン申請で抽選に申し込み
  3. 当選メールを受け取る
  4. 追加所類の提出、本申請
  5. バイオメトリクスの登録
  6. 承認レターを受け取る

のように進んでいきます。長いステップのように感じますが、私の場合は承認まで2カ月ほどで終わりました。

申請手続きは少し複雑なので、別の記事でより詳しく紹介します。

申請にかかる費用

費用は毎年、少しずつ値上がりしているようですが、2025年は全部で357カナダドルとなっています。金額は、必ず申請前に移民局の公式ページから確認してください。

  • ビザ申請費用:272カナダドル
  • バイオメトリクス登録料:85カナダドル

エージェントを使わずに自分で申請すれば、そこまで高額にはなりません。コストを抑えたい方は自分で申請するのがおすすめです。

注意点として、バイオメトリクス登録は東京(品川)と大阪の2か所のみです。
地方在住の方は、交通費や宿泊費を考慮すると追加で1〜3万円程度かかることがあります。
特に申請時期が重なると予約が取りづらいので、余裕を持って予定を立てましょう。


費用も毎年変動するので、最新情報は必ずカナダ移民局の公式ページで確認してください。
カナダ移民局公式サイト

申請から渡航まで

ビザの発効と渡航タイミング

カナダのワーホリビザは、承認レター(POEレター) を持って現地に渡航し、空港の移民局で手続きを行うことで正式に発効されます。

  • 承認レターの有効期限:1年間
  • ビザの有効期限:発行から1年間

そのため「承認からすぐ渡航する人」もいれば「半年〜1年準備してから渡航する人」もいます。

私の場合は承認レターを受け取ってから1ヶ月後に渡航しました。理由は、ちょうど夏の繁忙期で航空券が高騰していたたのと、先に住む家を探したかったからです。

⚠️ 注意点

入国時には承認レター、パスポート、滞在資金証明(約2500CAD)、場合によっては帰国航空券も必要になることがあります。
承認レターの期限を過ぎるとビザは失効します。

エージェントを検討している方へ

留学エージェントを利用する特典は、エージェントが持っている豊富な情報量です。

実際に現地で出会った方は、私の体感ではエージェントを使った人が5割、自分で申請した人が5割のように感じました。

いかにインターネットが発達した世の中でも、調べるのに多くの時間を費やしてしまい、選択肢が多すぎて迷ってしまいがち。

留学エージェントに相談するだけなら無料なのでまずは相談してみるといいと思いますよ。それから自分で行うか無料のエージェントを使用するかは自由です。

以下のように、申請に不安がある方や、語学学校や滞在先などもまとめて手続きしたい方には、エージェントを使うことをおすすめします。安心感をあたえてくれるのは何よりメリットですね。

留学エージェントを使った方がいい人

  • 初めて留学する方
  • 英語に自信のない方
  • 留学準備に時間が取れない方
  • 留学中にもサポートを受けたい方

おすすめトロントにあるエージェント

留学エージェントもたくさんあるので留学エージェント選び方やおすすめ留学エージェントのページを参照してください。

最後に

カナダのワーキングホリデーは受け入れに定員があるので、締め切りに達する前に早めの申請をおすすめします。

私は自分で申請しましたが、現地での生活のことは全く調べられていなかったので、留学エージェントに相談しても良かったのかなとも思っています。ぜひ、自分に合う方法で留学を楽しんでほしいです。

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この記事を書いた人

日本ではIT企業で働いていましたが、海外経験を積むために、ワーホリを使ってトロントに来ました。海外に移住するのは最初で最後かもと思い、とにかく海外で働く体験や文化の違いを経験したいと思いました。

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