【これでもう迷わない!】カナダの通貨の数え方

カナダで生活していると、最初に戸惑うのが 現金での支払い方法 です。

カナダは基本的にクレジットカード社会なので、普段の生活だけなら現金を使う機会も少なく不便はありません。
デビットカードも主流ですね。

でも、現金を使いたい時もあるし、計算やがうまくできないと困りますね。お釣りがあってるのかも気になります。逆にお金をもらう側でも計算間違いがあったら大変です。

そこでこの記事では、 カナダ通貨の数え方 について分かりやすく解説していきます!

目次

カナダ通貨の種類

まず、カナダ通貨の種類について軽くお話していきます。まずは、紙幣から。

100ドル

20ドル(一番流通している)

日本の紙幣とは異なり、紙幣の区切りが細かいです。各紙幣に記載されている人物を知りたい人は、ぜひ引用先の
Canada bankをチェックしてみてください!

次にコインに進みます!

wikipediaより

2ドル(toonie と呼びます)

1ドル(loonieと呼びます)

25セント(quarterと呼びます)

10セント(dime と呼びます)

5セント(nickel と呼びます)

日本の通貨と違って厄介なところは、25セント以下は同じシルバーで、お財布から取る時どれがどれか
瞬時に見分けないがつけれない所かなと思います。

しかし、見分け方のポイントは、「サイズ」に注目することです。

通常は、価値が高いものほど、コインの大きさも大きくなるはずなのですが、
カナダは何故か、10セントが一番小さいです。

というのも、元々の素材の違いが理由だそうです。

10 セント硬貨(ダイム)は、もともと価値の高いで作られており、1 ドル銀貨の 10 分の 1 という基準に合わせてサイズが決められたそうです。

一方、5 セント硬貨(ニッケル)は後に安価なニッケルや銅などの非貴金属で作られるようになり、扱いやすくするためにサイズが大きくされました。


今は、どちらも銅とニッケルを合わせた合金で出来ておりますが、サイズは習慣として残ったといわれているそうです!

通貨の数え方

一番の難点が、通貨の数え方。特に1ドル以下の受け渡し方法です。

日本では、一円が存在するので表示された金額ぴったりで支払う、おつりを渡す事が求められますが

カナダでは、金額に5セント単位で「四捨五入」を行い、その結果のおつりを渡す事が求められます。

つまり、コインとしては、5セント以下は存在しない(昔は1セントがありましたが、廃止されたため)と覚えておきましょう。

参考テーブル

表示額処理請求額(現金)
$3.0100へ$3.00
$3.0200へ$3.00
$3.0305へ$3.05
$3.0405へ$3.05
$3.0605へ$3.05
$3.0705へ$3.05
$3.0810へ$3.10
$3.0910へ$3.10

このテーブルの記載通り、$3.01$3.02 のように「1〜2 セント」は
5 セントより 0 セント(.00)に近いので、$3.00 に切り捨てになります。

逆に $3.03$3.04 は 5 セント(.05)に近いため、$3.05 に切り上げ

同じように 8/9 セントは 10 セント(.10)に近いので、$3.10 に切り上げになります。

おつりの受け渡し例

パターン①(1〜2¢ → 切り下げ)

合計金額:$10.02 レジで自動四捨五入:$10 支払い:$20 おつり:$10

パターン②(3〜4¢ → 切り上げ)

合計金額:$8.03 レジで自動四捨五入:$8.05 支払い:$10 おつり:$1.95

パターン③(6〜7¢ → 切り下げ)

合計金額:$12.07 レジで自動四捨五入:$12.05 支払い:$20 おつり:$7.95

最後に

コインを計算するのが一番ややこしいと思いますが、慣れると大体わかってきます。
また、カナダの通貨の方が種類も少なく、お財布に小銭がたまるという事も少なくなると思います。

昔まだ、コインのことがあまりわからなかった時、財布にあるコインをてのひらにだして、店員さんに選んでもらっていました。今は不便はなくなりましたが、たまに間違えることもあります。


特にレストランや小売店で働く方にとっては、
おつりの計算方法を理解しておくことで、接客時の不安が大きく減るはずです。

ぜひコインや紙幣の種類を参考に、実際の買い物や接客の場面で少しずつ慣れていってください。

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この記事を書いた人

ゲストライターのHirokiです。旅行が大好きなので、トロント以外の都市や国でのリポートを書いて留学ナビログに貢献しています。

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