カナダで病院に行く方法 /海外保険の使い方を完全解説

トロントに留学して、新しい生活や環境にワクワクする一方で、慣れない土地や文化の中で生活することになります。

特にトロントの冬は日本よりもかなり寒く、気温の変化や乾燥もあって体調を崩してしまう人も少なくありません。
(実際に、私がトロントに来た最初の冬は、新しい環境に、加えて日照時間が短く、3回くらい体調不良を起こしました笑)

「備えあれば患いなし! 」

そこで今回は、体調を崩したときに病院へ行くまでの基本的な流れを紹介します。

目次

海外保険(海外留学保険)って必要?

留学保険は、海外留学中のトラブルや病気にかかったりした時に発生した際の費用などを補償する保険です。海外では、医療費が高かったり、荷物が盗まれたり、思わぬ事故にあうことがあります。

旅行中の1週間などの短い期間ではなく、留学という長い期間であればあるほど、何かに遭遇する機会が増えることでしょう。

また、国・地域や学校によっては、健康保険などへの加入義務があり、特定の条件や補償内容を持つ保険でなければ、入学許可やビザが下りません。

例えばカナダへの渡航の場合は、必須ではありませんが、医療費が高いためどこの留学センターも進められます。

ワーホリの場合は、オンタリオ州では、原則として公的医療保険(OHIPと言います)は貰える権利はあるのですが
6ヶ月以上フルタイムで働く条件で雇用者からの雇用証明書発行が必要になります。(詳しくはこちら)

正直、ワーホリでそこまで保証してくれる雇用主はあまり見たことがありません… ですので、海外保険は自分でしっかり入っておきましょう。
(日本の海外保険より、カナダ現地の保険の方が安く済みますよ!)

以前、私はトロントのファストフードでノロウイルス的なものに感染し
診察を行ったのですが

・診察代(90ドル)
・診断表(30ドル)
・万が一の血液検査(130ドル)

ととてつもない金額になりましたので、、ケチらず保険に入りましょうね

①現地の保険会社を選ぶ

カナダに到着してからでも、加入ができる保険会社をピックしました。留学生保険、ワーホリ保険、ビジター保険と目的に合わせて選べて、ワーホリ保険だと一日$1.15からと安価な保険も選べます。

留学保険で大事なのは補償内容と保険料のバランスです。保険料の安さだけで決めると、トラブルにあったときに「保険はあったけど自己負担が発生してしまった…」となる可能性もあります。

日本語でのサービスが受けられるのかどうかが決め手となる場合もあるので加入前に確認すると良いでしょう。

現地の留学保険は、医療費中心の補償となることが多いのでそこもチェックしておきましょう。

BC州などでは、6ヶ月以上滞在する場合は州の医療保険(MSP)への加入が義務ですが、到着後約3ヶ月は州保険が適用されないため、その期間をカバーする保険が必要になります。

キャッシュレス診療に対応していない場合が多く、一度全額自己負担する必要がある

どこの保険会社も「見積、申し込みフォーム」が備えられているのでぜひ、ピックアップして、見積りを出してもらいましょう!

BestQuote Travel Insurance Agency

日本語対応

ブリッジス・インターナショナル(BIIS)保険サービス

日本語対応

留学エージェント提携の保険サービス

現地の留学エージェントに足を運び、提携している保険サービスを申し込もう!

日本語対応

病気になったら…

では、実際に病気にかかたら、どのような手順で保険会社に連絡をするのかを見てみましょう。

現地のエージェントを介して契約した場合は、留学エージェントに連絡しましょう。

①保険会社に連絡する

まずは、契約した保険会社のサポートセンターに体調が悪いから、病院に行きたいという旨をお伝えしましょう。
日本語対応の場合はここで非常に役に立ちます。

現地だと英語での対応の場合ももちろんありますので電話をする前に自分の症状。クリックの紹介、保険でカバーできるかの有無は必ず聞けるように準備しておきましょう。

提携しているクリニックの情報を得るためです。ご自分の家の近くの提携クリニックを紹介してもらえるでしょう。

連携クリニックの場合、保険側は支払い等を行ってくれキャッシュレスで診察を受けられますが、提携していたい場合だと、保険がきかなかったり、一度全額自己負担する必要があったりしますので要注意(治療費を一旦立て替えて支払う)

②クリニックに行く

日本では、皮膚科、耳鼻科、呼吸器内科など不調がある箇所をベースに特定の専門医を訪れることができますが、カナダの場合は、紹介状が必要で、直接専門医に訪れることはできません

基本、カナダでは専門医がいない限りは、Walk-in clinic(ウォークインクリニック)という予約不要のクリニックもしくは緊急外来のER利用するのが一般的です。

ロケーションは沢山あり、ウォルマート(Walmart)などの大型スーパーにも併設されている時があります。

ウォークインクリニックとERどっちを使えばいいの?

軽い体調不良(風邪、発熱、のどの痛み、軽いけが)は基本ウォークインクリニックが基本です。

ただ、ウォークインクリニックが休館日、時間外で、緊急を要する体調不良の場合は
ERに行きましょう。

それもどうか見分けがつかない…

どちらの医療機関を使用すればいいのか、そもそも病院を訪れた方がいいのか!?が
分からない場合は是非#811を使用してください、24時間367日のヘルスサポートセンターに繋がり

無料で看護師からアドバイスや医療に関する情報を受けることができる電話サービスです。(英語での対応です)

Ontario Health811
https://health811.ontario.ca/static/guest/home


しかし、「英語でのやりとりは緊張する…..」という人には、オンタリオ州医療相談ホットライン(647-693-6981)を是非利用してください。

このサービスはJAMSNETカナダが提供しています。世界七か国のJAMSNETと提携して、日系人や日本人に医療支援、健康促進目的としてボランティア活動を行う非営利団体です。

オンタリオ州認定の看護師が、医療施設の情報をテキストにはなりますが提供してくれるので、異国の地で心強いサポーターになります。

➤ JAMSNETカナダ
  https://jamsnetcanada.org/

③受付を行い、保険情報を伝える

クリニックに到着したら、受付で次のものを提示します。

☐OHIP(オンタリオ州医療保険)やMAP (バンクーバー州医療保険)は保持していない旨も伝えましょう。

・パスポート
・保険証または保険番号(が記載されているカード)

提携病院でない場合は、キャッシュレス診察ではなく一度診察料を支払う必要があることが多いです。(後からクレームするシステム)


診察料ですが、通常は00ドル以上はかかるとが一般的ですので
現金もしくは口座の確認は事前にしておきましょう。

また、カナダのウォークインでは前払いは基本です。
クリニック受付で、保険株式会社に申請用に必要な書類(領収書、診断書など)が必要ですので、その旨は伝えておきましょう。

必要書類

  • 診断書(Medical Certificate/Report): 症状や治療内容が記載されたもの。
  • 領収書(Receipt): 支払金額の明細。
  • 処方箋の控え(Prescription)
  • 病院までの交通費の領収書(対象となる場合)

便利な英語フレーズ

  • Hi, I would like to see a doctor.
    (診察をお願いしたいです)
  • I don’t have the health card, but I have travel insurance.
    (ヘルスカード※ここではOHIPの事、はありませんが海外保険はあります)
  • Could I get an invoice and a medical certificate for my insurance claim?
    (保険申請のための請求書と診断書をもらえますか?)
  • Please fill out the medical certificate on this insurance claim form.
    (保険請求用紙の診察欄に記入おねがいします)

④医師に症状を伝える

ウォークインは、ERは予約制ではないので、いつでも行けるのがメリットですが
待ち時間はとても長いです。(少なくとも2時間は見積もっておきましょう苦笑)

医師の診察時には、自身の症状を伝えましょう。
(体の不調についての英語は事前に調べておきましょう)

ブログの別記事で症状の伝え方について特集しています。



症状の度合いによって、医者が処方箋は勿論、血液検査、専門医、CTR検査などの精密検査の紹介状を作成してくれます。

⑤保険会社に返金請求(クレーム)を行う

頂いた請求資料をベースに自分が契約している保険会社に返金の申請を行いましょう。

保険証書に記載された緊急連絡先やアプリから、事故・受診の報告をします。

請求書類をウェブ上でアップロードしてオンラインで完結するシステムになっている場合がほとんどです。カナダの銀行口座情報が必要です。

また、30日以内に必要書類をアップロードして保険会社にクレームをしましょう。

保険会社によっては書類を郵送しなければならない場合もありますが、その場合は、郵送アドレスを確認しましょう。クレームは小切手で郵送されます。

便利な英語フレーズ

  • I would like to submit a claim for medical expenses.
    (医療費の保険請求をしたいです。)
  • Here are the receipts and medical documents.
    (領収書と医療書類です。)
  • When will the reimbursement be processed?
    (返金はいつ頃になりますか?)

まとめ

留学先で体調を崩した場合でも、海外保険に加入していれば安心して病院を受診することができます。日本とは医療の仕組みが違うため、最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、基本的な流れを知っておけば恐れることはありません。

今回紹介した流れを簡単にまとめると次の通りです。

診察時の流れ
  1. 保険会社に連絡する(病院に行きたい旨と必要なことを教えてもらえます)
  2. 医療機関を決める
  3. 受付で保険情報を伝える
  4. 医師の診察を受ける(必要書類を必ず記載してもらう、レシートは必ず取っておく)
  5. キャッシュレスでない限りは、一旦医療費を立て替える
  6. 必要に応じて保険会社へ返金申請(クレーム)を行う(クレーム手続きについては確認)

トロントでは、風邪や体調不良でWalk-in clinicを利用する人はとても多く、海外保険を使って診察を受けることも珍しくありません。

もし体調を崩してしまった場合でも、今回紹介した手順を参考にしてクリニックを訪れましょう。

無理をせず、必要なときはしっかり医療機関を利用して、健康な状態で留学生活を楽しみましょう!

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この記事を書いた人

海外大学への進学が目的でトロントに来ました。日本での生活は窮屈に感じていたのですが、トロントに来てから、自分に素直になることができるようになりました。毎日が楽しく、トロントが大好きになり、今は移住を目標に、英語を勉強しています。

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