トロントで留学生活の中で、ふとした瞬間に「日本に帰りたいな…」という気持ちが押し寄せてくる事があります。日本の料理や便利さがとにかく恋しくなる。
コンビニ感覚で立ち寄れる場所が欲しくなったり…
そんな時、トロントには日本を思い出させてくれる心強いスポットがいくつかあります。
どれも、ちょっと立ち寄るだけで“日本にいた頃の安心感”が戻ってくる場所ばかり。
この記事では、留学生活の中で、留学生が絶対行きたくなる場所を紹介します。
J-town
これは、トロントに住む日本人全員が知っているといっても過言でない場所、Japanese town、略して「J-town」。
日本のレトルト、お菓子、調味料、冷凍食品がここですべて購入できます！
お菓子も想像以上に豊富で、日本に帰国した際のお菓子のお土産ここでいいんじゃない？と思う時があります笑
また、ここには日本のベーカリーショップ（中村ベーカリー）があり、
菓子パンや総菜パンはもちろんのこと、意外と手に入りにくいあの厚切りの日本の食パンをここで買う事ができます！
最近は、中国系や韓国系のスーパー「Ｔ＆Ｔ」や「Ｈマート」などで日本の調味料等も変えますが、種類の豊富さはJ-townにはかないません！
私も、よくここで鍋の素や、納豆、明太子など、マイナーな日本食を購入していました。ただちょっと高いのが難点ですが…
J-townの詳しい情報を知りたい場合は、以下の記事で特集しています↓
OOMOMO
私は日本食よりも、日本の便利なキッチングッズ、食器、雑貨がほしい！
という人には、この「OOMOMO」が何といってもおすすめ！
OOMOMOは、カナダ全土に10店舗ある、日本の100均を扱ったお店です。
メインとしては、ダイソーやセリアのグッズが店頭に並ぶ事が多いです。
カナダでも1ドルショップ「Dollarama（ダララマ／ドララマ）」という店がありますが、そこの文房具やノートはどうしてもクオリティが悪く、シャーペンの芯も日本製のものの方が書き心地がいいので、ここで手に入れてた時には歓喜しました🎇。
少し残念なことは、お値段が優しくないところですね。日本からの輸入になりますので、運送費等の関係で、
お値段が日本のものよりも、1.5-2倍以上することがあります。
でも、ないよりはある方がマシですし、国際便で送ってもらう方がもっとお値段がかかるので
文句は言えませんね。
ここで留学中に必要な筆記用具、コスメティック、生活品を買い足すといいでしょう。
Pablo ＆ Uncle Tetsu
カナダのケーキやチョコレートはバターやお砂糖が沢山入っており、甘すぎる事が多い…んですよね💦
日本の程良い甘さのデザートが恋しくなる時は結構あります。
実は、トロントには日本でも有名な「Pablo」がビジネス展開しています！カナダにあるケーキよりも、小ぶりでお値段も張りますが、食べた時には、日本で食べたときの記憶がよみがえりました笑
カナダのホームステイファミリーにも、日本のケーキとしてプレゼントしたのですが、甘ったるくなくとても美味しいと大絶賛してくれました。
Pabloの店舗は、しかしながら、トロント市内にはなく隣のMarkhamという市内にあるため交通が不便です。値段が高オリジナルミニが$5、チーズケーキ丸ごとは14ドルから25ドルぐらいです。少し高めです。
「Uncle Tetsu(てつおじさん)」のチーズケーキもおすすめ。
恐らく、トロントに住んでいていてこの看板を見たことがないという人はいないはず・・・・というほど支店もいっぱいあり人気。
シフォンケーキスタイルのチーズケーキで、カナダによくある重めのNYチーズケーキとは違い、シュワっと溶けるような触感です。
私自身が、大阪出身でこれを食べた時には大阪にもある「りくろーおじさん」のケーキを思い出しました。
味や感触がそっくりです。
お値段は、チーズケーキ1つは $16.25です。PabloもUncle TetsuもUber Eatsでたのめるよ。
軽く、ふわふわのチーズケーキは、日本人にとってはホットする味。自分へのご褒美にぜひぜひお試しあれ。
Sanko
トロントのダウンタウンにある「Sanko」という日本食料品のお店。ウェブサイト自体はあまりアップデートしていないようで… でも、健全です。
狭い店内には日本の食材のほか、食器やタコ焼き機、キッチンセットなど、鍋セットなどとりあえず必要なものがそろいます。
日本語が話せるスタッフがいるし、日本のちょっとした小物などもレジの周りに取り揃えていて、とにかく店内狭しとたくさんの日本の商品に出会うことができます。
結構楽しい時間が過ごせて私は定期的に通っています。皆さまもどうぞ。
Thermea Spa Village
カナダに来ると決めた時、お風呂好きの私は、ダイジョブだろうか心配でした。シャワーが多い北アメリカの文化では、バスタブがないアパートも多いとか。
自分だけのために、ルームシェアやホームステイのバスタブにお湯を張るのはあり？とか思ったりもしたのでシェアハウスはやめようと思っていました。
温泉は無理なのでせめて湯舟でゆっくりくつろぐことができればよいと思ったので、バスタブのあるベースメントの一人アパートを当初は選びました。
それでも、「銭湯のような広々とした場所であったかい湯舟につかりたい！」という思っていました。
その夢叶えれます！
トロント市内から少し東に行きますが、Whitbyという隣の都市にある「Thermea Spa Village」
ここは、野外のお風呂（プール）、サウナ施設を設備した大型スパリゾートです。もちろん日本とは違うので
水着を着て入ります。
８つのサウナ小屋と４つのお風呂が施設内にあり。サウナそれぞれもテーマがあり、ミストや岩盤浴など
様々な種類を楽しめます。また、各所にはアロマの香りがする焚火も用意されています。
お風呂の温度も、37度から40度まで幅広く、熱めのお湯が好きな日本人にはぴったりですね。
この場所のいい所は、都会の喧騒を忘れて、自然に囲まれながら体をリラックスしてほしいという意味から
施設内ではスマホNG、入場も18歳以上からとなっていて子供は入れません。
そのため、施設内の写真をとる事もできませんが、ノルディック調の落ち着いた雰囲気で、
多くの人が、焚火のそばで本を読んだり、ベンチでゆっくりしり、湯舟につかったりと「デジタルデトックス」をしているような雰囲気でした。
※デジタルデトックス(digital detox)とは、スマホ・SNS・パソコンなどの デジタル機器から意図的に離れて、
心や体を休めるための時間・行動を指します。
ちょっと遠いですが、一度は日本の入浴施設とは違うけど、同じくゆったりと過ごせる休日を楽しんでみてはいかがでしょうか？
spa villege へのアクセスだけなら「＄125」です。
IZUMI Brewery (Ontario Spring Water Sake Company)
日本のお酒を伝統的に作っているトロントの市内にある酒造屋さん。フレッシュなお酒を飲みたい時にぜひ訪れたい場所です。もちろん小売販売もしているので、広い敷地にはお店も構えています。
酒蔵ツアーをやっていたけど、季節によるそうなので要問合せ。
オンタリオのお水とカリフォルニアのお米で無濾過の純米酒のみを製造しているそう。お酒のクオリティーはめちゃ高くてフルーティーなものは何杯でも行けちゃいそう。種類は豊富です。
いろんなものを試してみるといいと思います。試飲カウンターもあって、「Tasting Flight」は、”飲み比べセット”があるよ。
私のおすすめは、なんといっても「Nama-Nama(生生)」フルーティーで、初心者も飲みやすいお酒になっています。でも、15％のアルコール度ですよ。
Kariya Park
この公園はJapanese Gardenと言われ、日本の庭園をイメージして移住者のために作られました。
Missassaga(ミササガ)というトロントの西隣の都市と愛知県の刈谷市とは姉妹都市。その都市名にちなんでKariya Parkと名付けられました。
桜がたくさん植えられているので、春の花見の時は多くの人でにぎわいます。それ以外でもたくさんの花が植えられていますので、春が一番きれいな時。
その他にも、でもでっかい盆材のような木がたくさん植えられているので日本にいるような気になるかも。
池があり、日本にあるような大きな鐘もあります。とにかく静寂を感じる美しい公園で行く価値はあり！
ミササガという都市は少し離れていて不便なところにあるのがネック。でもトロント市内からは電車とバスで40分から1時間くらいで行けますよ。
ぜひぜひ日本にいるような雰囲気を味わって一休みしてください。
それか、お弁当と「お～いお茶」をもっていてピクニック気分で行くのもあり。
Japanese Canadian Cultural Centre(カナダ日系文化会館)
知る人ぞ知る日本人のための文化会館のようなもの。JCCCの略で通っています。実は、ここでは私は生け花を少し習っておりました。ちょっと市内から外れていますが、バスで行ける範囲です。
そうです。和太鼓、弓道などの日本のスポーツのクラブに参加することができます。メンバーのみ参加可能ですが、メンバーになるのはオンライン登録と年会費＄30でなれます。
そのほか、ご自分のすきな武道に参加したい場合は参加費がかかります。
Japanese film festivalや年末年始のイベントなどもやっており、一年を通して多くのイベントがあり楽しいですよ。
多くの駐在さんの日本人の人たちやJapanese Canadian, 普通に日本好きのカナダ人とも友達になれる機会があります。
カナダにいるからこそ、日本の伝統に染まるのはかっこいい！と思うようになります。
和太鼓は非常に人気なプログラムだそうです。
ちなみに剣道をやりたい方にはトロント剣道クラブというクラブがあります。友達が昔通っていましたが、結構本格的に剣道をやれるみたいです。
週２から3のレッスンを朝か夕方に行っています。トロントでも剣道好きが剣道を続けらえるのはよいことですね。
さいごに
トロントでの留学生活は楽しい事も多いけれど、ときどき日本が恋しくなったり、日本のものに触れたくなったり誰でもしますよね。
ホームシックになる人もいるくらいないので、日本の便利さや良さがしみじみわかってきます。
留学中のそんな時に、絶対行きたいスポットを紹介しました。
食べ慣れた味を口にしたり、癒しの時間を過ごしたりするだけで、気持ちが軽くなるはずです。
「また明日も頑張ろう」と思える小さなきっかけにもなります。
心の休息時間を作って留学生活を無理なく続けましょう！
